日本「偉くなりたくない」?92% 日米中韓の高校生調査
朝日新聞(4/26朝刊)日米中韓の高校生調査“日本「偉くなりたい」8%。他国では22~34%“ を読んで感じたことがある。 「偉くなる」=「能力を発揮できる」、「尊敬される」より「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい。」と43%の日本人高校生が回答した。
仕事を通して多くの海外の学校を訪問しているので、外国での教育と日本を自然と比較してしまう。世界中何処を捜してもパーフェクト(完璧)な学校などない。 しかし、どこも問題を抱えながらもよりよい教育を目指している。 義務教育だからこそ、国の未来を託すために、こどもの能力をどんどん伸ばす体制作りに努力をしている。子供の能力は違って当たりまえ。勉強したい子の足を引っ張らない。日本にもよい学校、よい教育はある。が公立の義務教育では、競わせることを極度に避け、出来ない子供のレベルに合わせて授業を行っているように感じることがある。こどもの興味や好奇心を殺いでいると思う。 例えば、アメリカでは、地域によるが、公立小中学校でも、出来る子供にはどんどん難しい課題を与えるため、教科別に分けて各地区の特定の学校にできる子を集めて高度な授業を行い彼等の学習意欲を満足させている。子供達の間によい競争も生まれている。違いがあることを前提に伸びるところは伸ばす。このようなシステムに助けられて、経済的余裕のない家庭でも、「偉くなりたい」と望む子供達が、公立から日本で言うところの東大レベルの大学群への入学を果している。先生もやり甲斐があるだろう。
私たちが接する子供たち(主に小学校から高校生)は、勇気を持って平穏な生活から離れて、厳しくも楽しい未知の世界に飛び込む。自ら志願して留学する子も親の判断で無理矢理?留学させられる子供達も、最初はとまどい、ホームシックにかかって泣くが、確実に好奇心と自立心が芽生えてくる。長期留学はもちろん、3週間程度のサマースクールでさえ帰国後に、「(偉くなって、)人のために働きたい」と夢を語ってくれる。自信ができて変化が生まれた。親に「ありがとう」と感謝を伝える子が実に多い。 単身留学という自立の旅がなせる技かもしれない。
「多少退屈も平穏な生涯を送りたい」も悪くはないが、「自分のため、人のため、日本のため、地球のために、多少厳しくとも華のある生涯を送りたい」と高校生なら夢を語ってほしい。 きっかけが欲しいなら、留学してみればいい。 あさい

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