教育の機会は世界に開かれています。
いじめなど様々な理由から、日本の学校への不登校をきっかけに、子供の「学びの場」を海外へ向けるご家族が増えています。「本当にこの子が海外でひとりでやっていけるのだろうか」という不安を感じながらも、勇気ある決断をされたご家族がたくさんおられます。当社の機関新聞に寄稿していただいた、留学生のお母さんの体験談を以下ご紹介します。
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息子が留学して1年2ケ月が過ぎました。ニュージーランドの生活が楽しくて充実していると弾むような声で報告する息子に、辛かった不登校の1年を乗り越えた強さを感じました。
日本の中学校ではその哲理教育と教師の体罰が彼の理解を越えるものだったために、息子は不信感がつのり不登校生でした。小さい頃からよく遊び、友達に好かれ、さまざまな事情や障害を持った子にも分け隔てなく接する子で学校でも人気者でした。中学に入り本人は殴られたことはないのに、友人が教師に殴られている姿を見るにつけ心が閉ざされていきました。
後に心理テスト等を受け、大人や教師に尊敬の念が強かっただけに過ぎる管理行為に矛盾を感じ不信感がつのっていったことがわかりました。彼の体重は7キロも減りました。学校に行きたくても行けない子の苦しみは家族にとっても辛いものです。親子で闇の中をさまよっているようでした。信頼できるカウンセラーに出会い、学校に行くことより身体的、心的回復を待つことの重要性を学びました。2年生の春に本人が選んだのは転校でした。いろいろ検討した結果留学となりました。1年間学校を休んでいた14歳の子を手放すことは辛いものです。けれども息子の性格やEDICMの皆さんの対応を見てきましたので不思議に不安はありませんでした。「自信を取り戻してほしい」そして「人間は強くも弱くもあるけれど、人と人の間で生きて行くことってすばらしいことなんだ」ということをわかって欲しいと思いました。
留学して6ケ月後に「こちらの学校は道徳的なルールはあるけれど『校則』はなくて自由だよ。でもね『自由』ということは好き勝手やっていいということではなくて、自分で自分の行動に責任を持つということなんだよ。学内に体罰はなく、先生は怒ることもある
けれど納得できる怒り方だから悪いこともわかる。学校は安心できるところで、先生は友達みたいだし、さまざまな国籍の友達もたくさんできたよ」と楽しそうに報告してきました。日本でこのようなことを学ぶには何年もかかったでしょう。
そして1年2ケ月たった今は、「英会話はほとんど不自由はないよ。ただ授業は専門用語が多くて難しい。まして試験でいい成績を出すのは厳しくて苦労している。でもここで勉強できる機会を与えてくれた両親にとても感謝しているよ」とその声はとても明るく元
気そ
のものです。ホームステイ先、現地でお世話を担当してくださっているアンジエラさんをはじめ、工デュケーションセンター、遊びもスポーツ(ラグビー部)もすごく楽しいと笑い、苦戦している勉強も努力しているという充実感を感じます。遠いところで大きく成長している息子に留学させて本当に良かったと思つています。あの辛かった1年間を過ごしている時には、こんな毎日が息子にやってくるとは誰も想像できませんでした。すべて事情を承知した上で、慎重に受け入れてくださった方々や息子を取りまくすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。そして日本にいる13万人以上の小中学生の不登校の子供たちに「留学という道もあるよ」ということを伝えたいと考えています。最後に家族が離れて暮すことになって、気付いたことがあります。それは意外にも、家族の絆が深まっているということです。低年齢で留学させた我が家の場合、家族に対する思いが弱くなっているのではないかと心配しましたが、大変よくしてくれるホームステイ先であればある程、自分にも僕を大切に思ってくれる家族があるとより強く、深く思うようです。「○○家の長男だから」などと言う言葉は、親も意識したことがありませんでしたが、留学して本人が使い始めた言葉です。そばにいない家族に対する思いは離れてこそ、お互いに意識しますし、励ましにもなるものです。
母
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1月20日(土)と1月27日(土)に「不登校と留学」の個別相談を東京オフィスでお受けします。ご予約はお電話03-3408-2901 でお願いします。
