アメリカのボーディングスクールに入るための英語力
10月と11月はアメリカをはじめ欧米のボーディングスクールから入学担当者が多く来社してくださいました。訪問してくださった学校の中から魅力ある学校をこれから順次ご紹介していければと思います。
今回はボーディングスクールに入るための英語力についてお話をしたいと思います。ここ数年、アジアからの留学生は韓国人が多く、昨年からは中国人も増えました。学校によっては、韓国人と中国人学生の数が20人近くという所もあれば、定員2名のところに100名以上の願書が届くという学校もあります。留学生を受け入れているボーディングスクールでは、留学生の学業的な背景を評価する際に学校の成績や推薦状の内容だけでなく、英語力を重要視していることがあります。それは、ESLを設置している学校は留学生の英語力を特定して、よりよいESL教育を提供したいという意向もありますし、ESLがない学校はネイティブの学生たちと一緒に学べるだけの力が欲しいからです。韓国人留学生が増加して以来、多くのボーディングスクールが高い水準の英語力を留学生に求め始めました。アメリカ系の高校は9年生から始まり、それは日本でいうと中学3年生に値します。9年生に入学するのにTOEFL(IBT)が60点以上、中には80点以上が必要という学校も増えました。この点数に大学院留学を経験されたことがある親御さんはびっくりされることでしょう。大人でもこの点数を取るには大変な努力と勉強量が必要になるからです。試験勉強に熱心な韓国からの出願者はこの点数を取得する学生も少なくありません。また、中国人学生も高い点数を取り始めているようです。それに比べて、日本の学校に在籍している中学3年生で英語力をある程度持っている学生が取るTOEFLの点数は高くても40-45点です。60点以上に達するには相当の準備期間が必要になります。その中で、今回来られた学校の先生の多くから「日本人学生の英語力」について聞かれることが多かったことに印象に残りました。
ボーディングスクールでは、” Diversity(多様性)“を求めているため、留学生を受け入れる際に、1つの国から多く入学させるのではなく、複数国から多様な学生を望んでいます。同じアジアでも日本からの留学生の英語力は低いという現実もありますが、学校に学業的にも社会的にも多方面で貢献する学生が多いため、日本からの学生をどの学校もとてもほしいそうです。当社でも学校選定をするときに、その学生さんの英語力をみて、学校をご紹介することも少なくありません。もちろんTOEFLが80点以上ないと現地での授業についていくのは辛いだろうという学校もありますが、日本である程度の学力がある学生(特に読解力がある学生)はESLがない学校でも問題なく成績を取れることがここ数年で実証されています。その点を高い英語力を求める学校に話をしてみましたところ、とても真剣に聞いてくださいました。私たちのいままでの実績を考慮し、当社からの推薦で、英語力が学校の要求水準に満たなくても、その学校で成功するだろうという潜在能力がある学生であれば、審査をしてくださる学校があります。学校選定に悩んでいらっしゃる方がいましたら、どうぞご相談ください。
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