アメリカ: ボーディングスクール(Boarding School)訪問 ① Darlington School
3月は、月の半分を、カナダとアメリカで過ごした1ヶ月でした。3月上旬に、カナダのボーディングスクール(Boarding School)訪問(3月のブログで紹介しています)、帰国して1週間後には、アメリカのボーディングスクール4校の学校訪問に出発しました。
私が3月に訪問したアメリカのボーディングスクール4校を紹介したいと思います。
第1回目は、Darlington Schoolです。Darlington Schoolは、アメリカ南部の州、ジョージア州の州都、アトランタから車で北に約1.5時間のRomeという町にあります。ジョージアというと、某メーカーの缶コーヒーを連想しがちですが、アトランタはアメリカ有数の大都市で、日本からはデルタ航空の直行便が成田から毎日飛んでいます。また、コカコーラの本社、CNNニュースの本部がある街としても有名です。また、ゴルフをする人なら誰もが知っているマスターズが毎年開催されるオーガスタ(Augusta)もジョージア州にあります。

Darlington SchoolがあるRomeには、Suzukiの工場を含め、日系企業が数社あります。
Darlington Schoolは1905年に創立された私立の男女共学College Preparatory School(大学進学準備学校)です。幼稚園から高校3年生までの一貫教育を提供している学校ですが、寮生の受け入れは9年生からになります。9年生~12年生の生徒数は約500名。寮生は約200名。留学生は、約35カ国から80名が通っています。現在日本人留学生は0名。留学生の受け入れは9年生と10年生からに限定しています。Darlington Schoolはジョージア州NO. 1のボーディングスクールとしての自負があり、卒業生の進学先、進学実績もとても優秀な学校です。ESLは中級レベルからとなっていますが、ESLを1年以上履修している留学生は少なく、11年生からはESLではなく、全員がRegular English(通常の英語の授業)を履修します。
約7割の先生が学校の敷地内に住み、寮はHouse Systemを採用し、寮長先生を中心に個々の寮に規則を含め特徴があり、寮一つ一つが大きな家族というアットホームな雰囲気がとても印象的です。
温暖な気候を生かし、スポーツにはとても力を入れています。サッカー、テニス、ゴルフは、1年間プレイできるアカデミー(特別プログラム)を持っています。また、スポーツ施設として敷地内に、22面を完備したテニスコート、全天候型陸上競技場、サッカー用グランド(複数面)、最新鋭のトレーニングマシーンを完備したウェイトルーム/50Mプール/試合用/練習用バスケットボールコート、レスリング用ルームなどを完備した複合スポーツ施設があります。



大都市アトランタからのアクセスもよく、勉強だけでなく、スポーツも本格的に参加したい学生には非常にお薦めの学校です。
EDICM 横山