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海外のボーディングスクールの規律について

海外の学校が規律と定めている内容には、もちろん日本の学校と共通するものも多くありますが、「えっ?こんな事をルールに書くの??」というような内容も、多く見られます。例えば、「違法薬物を使用・所持してはいけません」、「タバコは禁止です」、「物を盗ってはいけません」など・・・・。
 
もちろん各学生は「常識」として当然わきまえている事なのですが、どんなに「当たり前」と思われる事でも、世界各地から学生を集めるボーディングスクールには、もしかしたら国や地域、個人により認識に差を持つ人が来てしまうかもしれません。きちんとルールとして全員が確認し、共通の認識を持っている事を確認するために、この様な事を "student handbook" と呼ばれるルール本に書くのです。
 
入学するときには、「ハンドブックをきちんと読み、理解し、それに従います。」という内容の誓約書に学生の署名を求めるところが多くあります。当然、ルールを破れば処罰が待っているのです。
 
 
つい先日、アメリカのとあるボーディングスクールで、4名の学生が退学になったと耳にしました。
彼らは卒業間近の12年生、大学にも合格しており、あとは数週間後の卒業式を待つばかり・・・という状況でした。
しかし以前から窃盗を繰り返していたそうで、とうとう先生が証拠を見つけて摘発に至ったそうです。
学校の決定した処分は、即退学。
合格していた大学への進学は、どうなる事でしょうか・・・。
 
日本の感覚からは厳しい処分とも感じられるかもしれません。
恩赦、情状的な処分など、時に日本の高校では起こり得る事も、海外のボーディングスクールでは、なかなか通用しません。重大な違反が見つかれば、よほどの事がない限り、ルールに則った厳しい処分が下され、それが覆る事もないでしょう。しかしこれは、一緒に生活・学習している他の学生達の安全や健康を守るためには、不可欠な厳しさなのです。
 
各学校の細かい規律は、渡航する前に必ず確認していくようにしなければなりませんね。
 

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