ニュージーランド国境再開に向けた5つのステップ
2020年3月末から、外国人の出入国を事実上、休止していたニュージーランド(NZ)ですが、先月、段階的に国境を再開し、留学生の受け入れ再開に向けて、下記の5つステップを発表しました。いずれも必要回数のワクチンを接種していることが前提です。
注)NZへの入国は、正規のビザを所持している等、所定の条件があります。
2020年1月末に日本を出国して現地入りしたエディクムの学生達の多くは、一度NZを出国してしまうと再入国ができないため、2年以上にわたり日本への帰国が叶わない状況が続いていましたが、2022年4月以降、出入国ができるようになります。第1学期終了後の休暇に、数名が一時帰国の予定を立てています。年度の半期が終了する7月には、更に多くの学生達が帰国する見込みです。
NZの国境が再開される時期(5つのステップ)
以下の情報は、NZ政府公式の "When New Zealand's borders open - Unite against COVID-19" から引用(抜粋)したものです(日本語版は「国境再開に関するお知らせ | Re-opening New Zealand's borders」にてご確認いただけます)。日時は現地時間となっています。詳しい内容は、引用元のサイトをご覧ください。
Step 1 - 2022年2月27日(日)11:59pm〜
必要な接種回数をすでに完了し、以下に該当する者は、2022年2月27日午後11時59分以降、入国後の自主隔離を条件にオーストラリアから入国できます。
- NZ国民と居住者
- 現行の水際対策下で入国が許可される渡航者
Step 2 - 3月13日(日)〜
必要な接種回数をすでに完了し、以下に該当する者は、2022年3月13日午後11時59分以降、入国後の自主隔離を条件に世界のどこからでも入国できます。
- ニュージーランド国民と居住者
- 現在の水際対策下で入国が許可されるその他の渡航者
- 専門技術を有し、収入が賃金の中央値の5倍以上に当たる者
- ワーキングホリデーの旅行者
- 国民と国内居住者のパートナーおよび扶養家族は、ビザと予防接種の一般要件を満たすこと。家族一緒に渡航する必要はありません。
Step 3 - 2022年4月12日 午後11時59分より
必要な接種回数をすでに完了し、以下に該当する者は、2022年4月12日午後11時59分以降、入国後の自主隔離を条件に世界のどこからでも入国できます。
- 諸外国で発行され、現在有効な一時滞在ビザの保持者は、ビザに関する要件を満たします。
- 第2学期に向けて留学生5,000名以内の入国を許可
Step 4 - 2022年7月までに
必要な接種回数をすでに完了し、以下に該当する者は、入国後の自主隔離を条件に2022年7月以降、入国できます。
- オーストラリアからの全渡航者
- ビザ免除措置対象国からの旅行者
- Accredited Employer Work Visa (認定雇用主就労ビザ) カテゴリーの渡航者
Step 5 - 2022年10月より
2022年10月以降、一般渡航者向け一時滞在ビザや学生ビザを含む全カテゴリーのビザ保持者の入国が可能になります。
コロナ禍の2年間で変化したNZ各校の受け入れ体制
上記の発表を受けて、NZの各校は2023年度の入学願書の受付を開始しますが、ここ約2年間は、新規の留学生が渡航できなかったため、留学生担当セクションやESOL(英語が母国語でない学生向けの英語クラス)が廃止される等、様々な変化が見られます。そのため、出願の際は、現地の学校の受け入れ体制を再確認することが大切です。