ニュージーランド名門校が誇るアウトドアプログラム - たった半年でここまで変わる!
ニュージーランド北島の学園都市ハミルトンにある名門寮制学校、St. Paul’s Collegiate Schoolのユニークなプログラムを紹介致します。
St. Paul’s Collegiateは、ハミルトン市の中心部に位置しながらも、自然に恵まれた19ヘクタールのキャンパスを持っています。そして、タウポ湖近郊に、第2キャンパス「Tihoi Venture School」を有し、10年生(日本の中学3年生) の学生は、Tihoi(ティホイ)で18週間にわたり大自然の中で生活するアウトドアプログラムに参加します。同校の指針である「冒険を通じての個人の成長」を体現しています。
今年2月から18週間、このティホイに参加したエディクムの学生、K君の体験談を紹介させていただきます。
“普通の授業”では学べないことを学ぶ、ユニークな学びのかたち
僕は、ニュージーランドのSt Paul’s Collegiate Schoolに2024年2月から留学していますが、今年の2月から6月までは、ティホイというプログラムに参加しました。
ティホイでの1週間はとてもユニークで、1週間のうち4日間は、ハウスと呼ばれる小さな家で、普通の授業やランニングなどを行います。そして、料理、洗濯、掃除などは全て自分たち学生だけで行います。料理は、最初は塩と砂糖を間違えて入れてしまい、失敗した事もありましたが、最後は、料理が少し得意になりました。
残りの3日間は、ハウスでは生活せず、アウトドアで生活します。アウトドアでは、ロッククライミング、カヤック、カヌー、洞窟探検など、色々なことを経験することができます。最後は、ソロ・キャンプといって、3日間、1人だけでテントでキャンプをしないといけなくて、本当にすごいプログラムだなと思いました。
ハウスは9つあり、それぞれのハウスに学生が8人ずつ滞在する仕組みです。誰と同じハウスになるかはティホイに来るまで知りませんでした。それでもみんな優しく、フレンドリーなので、すぐ友達になり、打ち解けることができました。
ティホイでは、辛いことも多々ありました。最初は、毎日のランニングや腕立て伏せなどの筋トレがとてもハードだったり、先生の指示が理解できなくて困った事もありました。でも段々と慣れてきて、そのうち体力がついてきて楽しいと思えたり、たとえ先生が何を言っているのか理解ができなくても、友達に聞くなど、自分なりに対処法が分かってきて、最初のうちは辛かったことがそのうち気にならなくなりました。
ティホイの期間の成績表は、とても変わっていて、英語や数学の通常の評価と一緒に、体力測定のような項目も評価項目にあります。今の自分とティホイに行く前の自分を比べると、歴然の差があると思います。
ティホイでの半年は、はじめは長そうだなと思っていたけど、とても短く感じました。
そのくらい、ティホイは自分にとってとても貴重で有意義な時間でした。
ご参考までに、K君のティホイの体育の成績をご紹介させていただきます。18週間で、心身ともにたくましく成長した様子が数字からも一目瞭然です! そして、精神面でも大きく成長した10年生の学生達は、ハミルトン市のメインキャンパスで、勉学やスポーツに打ち込む通常の学生生活に戻ります。
弊社では、St Paul’s Collegiate Schoolの入学審査担当者をお招きして、10月2日(木)に学校説明会を開催致します。
ご関心のある方は、下記の弊社イベント案内にてご確認ください。
【学校説明会】ニュージーランド・北島:St Paul’s Collegiate School